
高齢者運転
高齢者による運転の重大事故が後を絶ちません。
そろそろ、運転免許証を返納した方がいいと70歳を超える親に勧めるも、「今乗ってる車がダメになったら最後」などと言って、しまいには喧嘩になる始末。
そもそも、高齢者マーク車に貼ってないし、乗っている車は古いし、よく見ると擦り傷だらけ。いつか大きな事故を起こさないか心配。
そんなお悩みを持つ家庭は多いのではないでしょうか。
結局のところ、ご本人が納得しなければ強制的には運転免許証の返納はできません。(高齢者講習や認知機能運転適性検査、認知機能検査をクリアした場合)
どうやって、返納させるか
まず、実際にどんな運転をしているのかを確認する必要があります。ドライブレコーダーの設置でもいいと思います。
最近では1万円も出せば、性能のいいドライブレコーダーを買うことができます。
でも、一番オススメするのは、客観的に運転しているところを見るということです。そうなれば探偵の業務でありますので、弊所の調査員がビデオで撮影してどんな運転なのかお調べいたします。
高齢者の運転を追跡してビデオで撮影するだけですので、特にスキルは必要ありませんので、日当(3万円)からの調査料金で依頼を受けさせていただきます。
そして、ビデオ撮影した運転状況を第三者(医者など)に見てもらって、意見をいただきます。血縁関係にない第三者を巻き込んで説得するということをします。
落としどころは、安全装置の付いた車に買い替えさせること
行政機関では運転免許証を返納すると公共交通機関の電車・バス、タクシーなどの割引サービスを受けることができる特典もありますが、運転免許証を返納すると行動範囲が減るのは事実です。
それを嫌って返納を頑なに拒むというのが大半です。「もうこの車が乗れなくなったら最後(返納する)」
そんなことを言っていても大事故を起こしてからでは後の祭りでしかありません。
落としどころは、安全装置の付いた車に買い替えさせること
高齢者による大事故で最も多いのが、アクセルとブレーキを踏み間違えて追突するというものです。
事故を起こす人はボロボロの擦り傷が目立つ古い車に乗っている人が多いということです。

頭ごなしに説得・言い聞かせてもダメです。逆効果ですし、喧嘩になってしまいます。
そういった言い方よりは、本人の身の安全を守るためにも、「最後の車と言っていないで、安全装置の付いた車に乗って。私たちを安心させて。」という言い方の方が心に響きます。
最近、高齢者による運転の事故で通学途中の児童が事故に巻き込まれたなどという悲しい事故がよく報道されています。
もし、あなたの親が加害者になってしまったら。。。
運転していた本人はもちろんのこと、その家族までがメディアやSNSでは自宅まで特定されて「何故、家族は運転免許証の返納をさせないんだ」と、世間から非難を浴びます。
そんなことにならないように、本人が頑なに免許の返納を拒むのであれば、「安全装置(誤発進防止システム)のついた重大事故を起こす確率が少ない車に乗り換えること」を弊所ではご提案させて頂いております。
何も新車を買う必要はありません。
中古の軽四輪自動車であれば100万円に至らない価格でいろいろな機能が付いた車を購入することも可能です。
弊所では、高齢者向けに安全装置が付いた中古の軽四輪自動車を販売する営業マンと繋がりがあり、比較的相場よりも安価でご購入できるかと思います。
本音で言えば、運転免許の返納はさせたいというのは重々承知です。
しかし、今できる最善の策として命・財産を守るためにも、「車の買い替え案」も検討していただけたらと思います。
社会問題でもある高齢者による自動車事故で悲しむ方が少しでも減少させることができればと思います。
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